1973-04-09 第71回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第7号
研究的には、国の試験所あるいは大型プロジェクトによる試験等々もございますが、石炭の関係で実際的に排煙脱硫をやっておりますのが、三井アルミ工業株式会社が三池工場に自家用石炭専焼火力をつくったわけでございます。そこにはアメリカのケミコ社の技術を持ってまいりまして、湿式排煙脱硫装置をつけまして、実際規模で操業をいたしておるわけでございます。
研究的には、国の試験所あるいは大型プロジェクトによる試験等々もございますが、石炭の関係で実際的に排煙脱硫をやっておりますのが、三井アルミ工業株式会社が三池工場に自家用石炭専焼火力をつくったわけでございます。そこにはアメリカのケミコ社の技術を持ってまいりまして、湿式排煙脱硫装置をつけまして、実際規模で操業をいたしておるわけでございます。
しかもこの三池工場や隣の三井東圧化学もございまして、大牟田川に化学廃液がずっと流出されております。だから化学薬品のにおいが出て、あの川のそばには寄りつけないように悪臭を放っております。公害問題が非常にやかましくなって、今日そういう点が取り上げられておりますが、御承知のとおり河口はノリの漁場でございます。これとてもおたくの保安局で南北一地点だけ抽出して検査していらっしゃる。
なおまたそれと前後いたしまして、福岡縣の大牟田の三池工場の社宅におきまして、小さな子供が眼をやられたり、陰部を冒されたのが五、六名も出ました。これもやはり工場の中における御婦人の淋菌から出たようなことがはつきりいたしました。